先日、全学科を対象に「いのちの授業」が行われました。
介護・作業・理学・言語・看護の5学科の学生が参加し、グループで話しあう多職種連携の特別授業です。今回は特別講師に来校いただき、地域包括ケア、援助的コミュニケーションについての講義を受講しました。
住み慣れた地域で人生の最期をむかえることができるように、地域包括ケアシステムの構築が進んでいます。私たちが目指すそれぞれの職種も、その構成メンバーとして社会から活躍が期待されています。人生の最期が近づいてきた方が、安らかにその時を迎えることができるために、私たちは一体何ができるのでしょうか?
その答えは、命の数だけあります。
グループワークでは課題に対し、学生たちが真剣に考えて話し合っていました。多職種連携授業のよいところは、さまざまな意見を交換できることです。職種が違えば、対象者の見方が異なります。ひとつの方向からではなく多角的に考えることが対象者にとって質の良い医療・介護につながります。
活発に意見が飛び交う、とても良い雰囲気の授業でした。今回の授業が、「より良い医療・介護とは何か?」ということを見つけるきっかけになってもらえればと思います。